徳島LEDアートフェスティバル2010ブログ開設!2010年01月25日 14時49分

今年の4月17日(土)~25日(日)の9日間、徳島市の中心市街地にある「ひょうたん島」周辺で、「徳島LEDアートフェスティバル2010」が開催されます!

徳島LEDアートフェスティバルは、徳島の新産業である「LED(Light-emitting-diode)=発光ダイオード」に特化したアート作品を紹介するアートフェスティバルです。

そして、地域産業であるLEDを活かし、アートと融合した新しいLEDの使い方をビジュアルで紹介することで、多くの人にLEDを知っていただき、賑わいあるまちづくりに活かしながら、新産業の育成につなぐといった大きな目標を掲げています。 

昨日、1月24日(日)には、会期中に展示される作家作品の作品構想発表が開催されました。

作品構想発表では、著名な作家4名(逢坂卓郎氏・たほりつこ氏・角舘政英氏・野村幸弘氏)のご紹介と、逢坂氏・たほ氏・角舘氏からはビデオレターによる作品構想発表を行いました。

そして、野村幸弘氏からは、「野村幸弘ワークショップ」と題して、直接、作品構想発表を行い、参加者の皆さんに、作品についての意見交換や会期中の参加についてのご案内を行いました。

野村幸弘ワークショップの様子を写真でご紹介します。

サポーターズ「あかてクラブ」のご紹介!2010年01月25日 15時27分

徳島LEDアートフェスティバルに先駆けて、2008年から活動が進められてきました。

2008年は、まずはLEDを「知る・学ぶ・使う」をテーマに市民参加によるワークショップが開催され、LEDを知るセミナーやLEDを光らせるためのはんだ付け講習、プレ作品づくりなどが行われました。

2009年2月14日には、ワークショップの集大成として、アート作家のたほりつこさんと一緒に、新町橋東公園に作品づくりを行い、バレンタインデーの夜を盛り上げました。

そして、こういったワークショップを通して出会ったメンバーにより、サポーターズクラブが結成されました。

このサポーターズクラブは、愛称を「あかてクラブ」と名付け、LEDアートフェスティバルに向けて、活動を行っています。

「あかてクラブ」の名称は、徳島市の中心市街地に位置する城山に生息する「アカテガニ」にちなんで命名されました。

「アカテガニ」は、きれいな水と緑のある場所でしか生息できません。
本来、その殆どが森でしか生きられないのです。
その「アカテガニ」が、徳島市の中心市街地にある城山に数百年も前から生息し、今もなお、元気な姿を見せてくれます。

それは、城山と海をつなぐ新町川や助任川といった徳島の川が、きれいな水を保っているからです。

徳島の美しい水と緑、そして、それにLEDの光を加えて、LEDアートフェスティバルが開催されます。

多くの人に、徳島の水と緑の美しさを伝えたい、、LEDアートフェスティバルにご参加いただく皆さんとの良いご縁をつなぎたい、そして徳島をもっと魅力あるまちにつなぎたい、という思いで「あかてクラブ」と名付けられました。

今、この「あかてクラブ」には、「アカテガニちゃん」というマスコットが誕生しています。
紙粘土で作られたフィギュア、木製フィギュア、そして、かぶりものまで生まれました。

その「アカテガニちゃん」かぶりものが、昨日(1/24)の作品構想発表にてデビューしましたので、まずは、このかぶりものからご紹介します。(写真)

この「アカテガニちゃん」を始め、フィギュアも、全て、あかてクラブメンバーによる手作りで制作されています。

これから、これらの「アカテガニちゃん」が、会期中、いろいろなシーンで盛り上げてくれるものと思います。

徳島LEDアートフェスティバル2010作家作品紹介①2010年01月26日 22時48分

徳島LEDアートフェスティバル2010では、4名の著名なアーティストをお迎えしています。

まず、逢坂卓郎氏:筑波大学教授・光アートの草分け的存在

今回の徳島LEDアートフェスティバルでは、「SoraとMizu」という作品を発表します。

この作品は、徳島市中心市街地を流れる新町川にかかる橋の一つ「両国橋」に設置されます。

この作品は、気温の変化、街の騒音、車両通過による橋の振動に加え、宇宙から飛来する宇宙線などの信号を受け、それが光の色彩や動きとなって変化します。

この作品は、会期だけでなく、徳島市の景観整備として残る作品です。
乞うご期待!

徳島LEDアートフェスティバル2010作家作品紹介②2010年01月27日 11時18分

徳島LEDアートフェスティバル2010の作家作品紹介パート②です。

たほりつこ氏:東京芸術大学教授・造形アーティスト・徳島市出身

徳島LEDアートフェスティバル2010の出展作品は「虹のラクーン」

ラクーンは狸・・・徳島といえば、宮崎アニメでも紹介された「金長だぬき」が有名で、徳島ではたくさんの狸伝説があります。
(私事ですが、うちの庭にも昔から狸の祠があります。)

たほさんの作品コンセプトとしては、
虹は、未来にかける心の橋、ラクーン(タヌキ)は、化かして現実と夢との橋渡しをする幸運のシンボル。

この作品は、新町川のふれあい橋に設置されます。
この作品も、会期中だけでなく、環境整備として、会期後も残る作品です。
是非、ご家族でお楽しみください!

徳島LEDアートフェスティバル2010作家作品紹介③2010年01月27日 11時31分

徳島LEDアートフェスティバル2010作家作品紹介パート③です。

角舘政英氏:ぼんぼり光環境計画(株)代表・照明家

作品名:Twinkle Canal (トゥインクル・カナル:きらめく運河)

角舘作品の今回のフィールドは、両国橋から富田橋の広範囲に渡っており、まずは既存の灯りを全てリセットするところから始まります。

つまり、両国橋から富田橋の区間の照明を全て消して、角舘作品が浮かび上がります。

角舘作品の特徴は、本当に必要な灯りだけを楽しむことで、日常に必要な灯りそのものの在り方を考えようという「環境アート」として提示しているところです。

角舘作品は、会期中に足を運んで、体感していただければと思います。

写真は角舘氏です。

徳島LEDアートフェスティバル2010作家作品紹介④2010年01月27日 11時54分

徳島LEDアートフェスティバル2010の作家作品紹介パート④です。

野村幸弘氏:岐阜大学准教授・「幻想工房」代表

徳島LEDアートフェスティバル2010では、音楽パフォーマンスとして、「幻聴音楽会~照明の音楽Ⅱ~」を企画・構成・演出されます。

徳島市民を中心とする音楽メンバー、地域住民を中心とする光アート参加メンバーなど、市民参加によるパフォーマンスが繰り広げられます。

野村パフォーマンスは、4/17(土)と4/24(土)の午後7:00~
約30分の公演となります。

野村パフォーマンスの場所は、前出の角舘政英氏と同じ両国橋と富田橋に囲まれたエリアです。

角舘作品が「ケの場」とすれば、野村作品は「ハレの場」を演出します。

同じ場所で、二つの変化が味わえる空間として、日常を考え、また非日常を楽しんでいただければと思います。

また、光アート参加メンバーは、現在募集中ですので、興味のある人は、実行委員会事務局(徳島市商工労政課またはNPO法人コモンズ)へお問い合わせください。

写真は野村氏。